遺伝的アルゴリズムにおいて
個体giを次の世代に複製する確率piは
個体giの適応度関数fiを用いて
pi = fi/Σ[j]fj で与えられる(適応度比例選択)
一つの世代で、保持できる遺伝子の数をLとすると
適応度fiの個体は次の世代で平均
Lpi = fi/f~ 個に増える(もしくは減る)
ここで f~は全ての個体の適応度関数の平均値である
つまり、適応度が、平均よりも大きければ、
その個体は世代を下るごとにほぼ指数的にその数を増やすことになる
一つの世代で保持できる遺伝子の数はL個と限られていて
この枠は最も適応度の高い個体に独占され、遺伝子の多様性が失われることとなる
同世代に占める遺伝子の種類が減少すること、多様性が失われることはつまり
遺伝的アルゴリズムによる探索領域が狭まることであり
局所解から抜け出せなくなるという結果を招く
問題は、一つの種が際限なく増加することであり
これを防ぐ何かの手を考えなければならない
現実に照らし合わせて考えたとき
ある一つの種が爆発的に増加したといって
別のある種が急激に減少するということは一般に言えない
眠い寝る
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