森を抜けるとシュナイダー先生がいた
シュナイダー先生は僕の恩師だ
灰色の帽子、灰色のスーツ、灰色のひげ
いつもニカニカ笑っている
でもここはあの世なので彼は死んでいる
死んでいる彼に会えるということは僕も死んでいる
僕は、前々から気になっていた事を聞いてみた
先生はこう答えた
「私はもぐらです
もぐらは鳥やトカゲに何もアドバイスできないです」
でも先生は何年も生きたのでしょう?
「私はもぐらです
もぐらは鳥やトカゲに何もアドバイスできないです
皆別々の動物ですよ」
私は死んだことを悔やんだ
私は自分と鳥を比べたのだ
でも私は鳥じゃない
鳥になる必要もない
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