誰得、誰得、誰得という言葉が
頭の中で繰り返される
私が漫画を描くことにより
誰か得をするのだろうか
その漫画を読んで喜んでくれる人は何人だ?
その漫画を読んで心の引き出しにしまってくれる人は何人だ?
私よりも絵がうまい人が数多いる
私よりも話がうまい人が数多いる
私なんていらないんじゃないか?
また、ゴミを作るのか?
無駄、無駄、無駄
今していることは無駄
その鉛筆を動かすのも無駄
ネームを切り直して考える行為も無駄
いくら消しゴムで消して描き直しても無駄
なぜなら私にはいくらやってもできないから
他にそれらをこなす事が出来る人がたくさんいるから
私には才能もないし努力もできないし今や情熱すら消えかけている
やっていることはただ自分を飾り付けるだけの行為
「私は漫画を描いている、お前らとは違う」
その漫画を読んで誰が喜ぶのだろうか
私はいらない
私はいらない
今描いているその漫画も、ビリビリに破いて
ゴミ箱に捨ててしまえ
・・・・・・
ちょっとすっきりした
続き描こう
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